手作りおままごとキッチンとミニマリズム
私は子供の頃、姉と二人でずっと遊んでいられるくらいおままごとが大好きでした。
その頃の憧れはなんといっても "おままごとキッチン" 、でもスペースがないという理由で買ってもらうことはできないまま、もうすっかり大人になってしまいました。
それから20年以上も時間が経って、まさか私のおままごと熱が再燃することになるとは・・・。
私の血を色濃く受け継いだのか、息子がおままごと大好きに育ったからです。
その話を実家で母に話したら、出てきました、私の宝物のおままごと道具が!!
綺麗に取っておいてくれたんですね。
母は綺麗好きで家もすっきり片付けておくような人なので、まさか取ってあるとは思いませんでしたが、どうもこれだけは捨てられなかったらしいのです。
食べ物のレプリカはさすがに劣化して使えそうになかったので、ひとしきり懐かしさを味わってから処分しましたが、食器や炊飯器、カトラリー類なんかは全く問題ありませんでした。
綺麗に消毒して、我が家のおままごと道具に仲間入りさせました。
息子はもちろん、母も少し嬉しそう、そして私のおままごと愛に火がつきました。
「おままごとキッチンがほしい!!」
(((でもモノは増やしたくない!!!)))
知恵を絞ってひらめいたのが、こちらの省スペースおままごとキッチン(というか作業台)です。
このチェストは私が独身時代に買い集めた家具の一つでとっても気に入っていたのですが、断捨離を進めた結果、下4つの引き出しには何も入れるものがないという状態になっていました。
そこで空いている引き出しにおままごと道具をしまうことにしたのですが、その作業中、横を見ると嬉しそうに満面の笑みで息子がスタンバイ!!
その時、ふと「この引き出しの高さ、息子のキッチンの高さにちょうどいい!引き出しの上に板を載せれば、机みたいにできそう ♪」とひらめきました。
引き出しの造りを確認してみると前面部分が2㎝高くなっていました。
2cm以内の厚みの板ならば引き出しの上に載せても問題なさそうです。
「いける、いけるぞ!」と喜び勇んでホームセンターで木材を購入してきました。
加工代は無料で、2枚で2千円ほどでした。
もらってきた端材を裏面につけて、ストッパーにしました。
ストッパーをつけないと、板をスライドさせる時に勢い余って引き出しの奥に落としてしまう可能性があります。
というか、一度落として大変な目に遭いましたので、もしもマネしてみようかなという方がいらっしゃればご注意ください。
トーマスの顔が怖い。ランチプレートの蓋部分がトーマスの顔なっています。
10年くらい前にゲームセンターで取ってきてそのまま実家に放置されていたところを、今回救出して我が家におままごと道具としてお迎えすることに。
分かりにくいかもしれませんが、おままごとキッチンで遊ぶ時は、2つの引き出しの間にストッパーを挟んでいます。
このストッパーも端材を利用しました。
元々が引き出しなので、ストッパーをつけておかないと作業台が収納されてしまいます。
片づけは全部引き出しにしまうだけです。
この通り、すっきり!
息子の身長が伸びたら、作業台の位置を下から2段目にしてあげることもできますね。
お絵描き台としても良さそうです。
結構良い感じの出来栄えに、昔からの夢が叶ったような気がします。
息子も自分で出し入れできるし、遊びやすくなったみたいでご機嫌です。
息子の笑顔が見れて、いい一日でした。
価格:5,562円 |