簡単な方法で古本を自分でクリーニングしてみました
実家の片付けをしていたら、子供の頃によく読んだ絵本がたくさん出てきました。
「おぉ〜、これは懐かしい!!もう一度息子と一緒に読みたい!!」と思って手にとってみると、やはり相当に古い本です。
日に焼けて変色しているし、埃をかぶって汚れていました。
それでもページをめくってみると、中身は外側と違って結構綺麗なものでした。
そうは言ってもこの状態の古本をそのまま息子に渡すのはちょっと躊躇する感じだったので、自分で古い絵本をクリーニングしてみることにしました。
クリーニングと言っても難しいことはありません。
アルコールとテッシュ、紙ヤスリ、激落ち(メラミンスポンジ)を使って汚れを落とします。
まずは気になるここから。
変色してしまっていると、それだけで汚く見えてしまいます。
紙の表面を目の細かい紙ヤスリを使って削っていきます。
表紙は削るとボロボロになりそうだったので、今回は表紙以外の部分をヤスリがけしました。
均等に手早くヤスリをかけるには、ヤスリを木材に巻きつけて、木材の面を使うようにするとやりやすいです。
細かい削りカスが出るので、新聞紙を敷いてその上で削るか、ゴミ袋の中で削るかした方が良いですよ。
どうでしょうか?右がヤスリかけ後です。
ちょっと写真がわかりづらいかもしれませんが、肉眼でみるとだいぶ紙の表面が白くなりました。
これだけで一気に清潔感が出てきました!
今度は本の表面の汚れを落とします。
なんだか薄汚れていたり、赤いインクがついていたりします。
それにヤスリをかけたので、ちょっと粉っぽくなっているのも気になります。
まずは激落ちを試してみます。
・・・激落ちすごい!!汚れが綺麗に落ちます!!
ちょっと表面がツルツルした本なので、面白いくらい綺麗に汚れが落ちました。
インク汚れも落ちちゃいました。
最後の仕上げはアルコール消毒です。
テッシュにアルコールを吹き付けて、本の表面、ページを拭いていきます。
この本はページもちょっとツルツルした紙なので、アルコールで拭いても問題ありませんでした。
クリーニングが完了した本は、かなり清潔感がUPして、自分が子供の時に読んでいた本がそのまま戻ってきたみたいになりました。
これで息子と一緒に読書を楽しめそうです。
ただこの本、シリーズものなので何十冊もあるんです。
全部クリーニングするには時間がかかりそうですね。
読みたい本から少しずつクリーニングしていこうと思っています。
とりあえず綺麗になった「ネズミの嫁入り」を息子と読んでみます。
息子はネズミの絵本がお気に入りなので、こっちのネズミも気に入るんじゃないかな?と思います。
monokoto-simple.hatenablog.com
そのスピードでしか感じられない情景
2歳の息子は車に乗るより自転車に乗るのが大好きで、いつも「じてんしゃ、のりたいよー。おそと、いこー!」とサイクリングに誘ってきます。
私も車を運転するより自転車に乗るのが好きなので、息子の誘いにのって30分圏内の場所には自転車で行くようにしています。
駐車場にも困らないし、お金もかからないし、運動にもなるし、息子はご機嫌さんだし、良いことづくめのように思います。
自転車に乗っていると、自己満足なのですが、「自転車っていいなぁ」と感じる瞬間が結構あります。
力を絞って坂道を登っている時も、美しい景色と気持ちの良い風に心を奪われる時も、その瞬間を自分の力で駆けていく感じがなんとも言えず良いんだよなぁと感じるのです。
歩いていても気がつかないし、車に乗っていても気がつかない、自転車に乗らなければ感じられない情景や香りがそこにあるような気がして、人の感覚っておもしろいなと思います。
ブログを書きながら、ふと思いました。
「息子は息子のスピードで、この世界をどんな風にみているのかな?」と。
もしかしたら自転車と車と同じくらい、息子と私には見える景色が違っているんじゃないでしょうか。
いや、君には見えているんだ、お母さんには見えない景色が!
自転車みたいに心地よく、自分自身も乗りこなして生活を楽しんでいきたいです。
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こんなにいらないと思いつつ、捨てられないモノもある
服や靴、いろいろな持ち物、結構バッサリと処分してきましたが、実はこんなにいらないと思いつつも捨てられないモノが私にはあります。
それはカバンです。
これまでかなりの量のカバンを人に譲ったり、古いモノは処分したりしてだいぶ数を減らしたのですが、それでもこんなに使い切れないよなぁと思うくらいの量が手元にあります。
本当は3つくらいあればそれで十分だよなと思うのですが。。。
もともとカバンが大好きで、カバンに繋がりのある仕事をしたこともあります。
そんなこともあって、コレクション?というくらいカバンを持っていました。
(私に限らず、女性は本当にカバンが好きな方が多いなと思います。)
でも、働いている時から、薄々気づいてはいました。
こんなにカバンを持ってどうするのかと。
そして「使わない」って本当にもったいないなと。
買ったことを後悔するカバンはほとんどなかったと思います。
本当に素敵なカバンなので、とてもとても気に入って買っていました。
でもどんなに素敵なカバンでも、自分1人で使える量には限りがあるのでした。
祖母なんかは、「もったいないから使わないで綺麗に取っておく」なんてよく言うのですが、私は所有欲を手放し始めてから「使わない方がもったいない」という思いの方が断然大きくなりました。
それでカバンを使ってくれるという家族や友人にかなりの数を譲ったりしたのですが、どうしても思い入れのあるカバンというのが手元に残るのです。
使っていくうちに革が良い色になったものとか、一目惚れで買って今も見るだけで嬉しくなるデザインのもの、シンプルで使いやすいもの、普段使いに良いもの・・・
今は収納に困っていないし、それだけの量のカバンを置いておけるスペースもあるので、たまにクローゼットの上に並ぶカバンを見つめて「まぁ、でもこれでいいか。きっと私にはまだ必要なモノなんだよ。」なんて思ったりします。
今は子育て中ということもあって、革カバンの出番がほとんどないけれど、もう少し時間が経って革カバンも使うようになれば、「意外と量を減らせたりするのかもしれない」なんて根拠のない考えが浮かんできます。
使わないから判断できないっていうこともあるかもしれないな、と。
とりあえず今は、手元にあるカバンを1つ1つ大切に使っていって、
もういよいよという時に「たくさん使ったなぁ。今までありがとう」といってさよならできるカバンが1つでも多くあればいいなと思います。
そしてこれからはむやみに数を増やさずに、大切に使ってあげられる量を持つことを意識していきたいです。
買うことは決して悪ではない、本当の断捨離。
昨日今日とクローゼットの中を整理しました。
もう捨てるものはないと思っていても、結構いらないものは出てきます。
その時の自分にとって必要だと思ったモノが、今の自分にとってはもう必要ないモノになっていることが割とあるからです。
( 処分と言っても布地はまだ利用できるので、しばし捨てずに待機中。)
いらないものをたくさん手放してから、もう2年以上が経ちました。
断捨離をしてからは、なにか欲しいものがあれば「それは本当に必要か」をよく考えるようになりました。
でもそこで「必要だ」と思えば、全力で買うことを楽しみます。
良いモノを見つけて買うことは大好きだからです。
買うと決めたら、自分にぴったり合うものを今まで以上に妥協せずに探すようになりました。
自分の求めるモノを必要な分だけ持つように心がけていくと、"既に持っているモノも、新しく手に入れたモノに見合うものだけが残る"ということに気がついたからです。
例えば洋服。
「これでいいや」と適当にワンピースを選んでしまったとしたら。
洋服を整理する時、「これでいいや」程度のワンピースに合うジャケットを残すことになります。
逆に自分の理想のワンピースを手に入れたとして。
理想のワンピースに見合ったジャケットが残っていきます。
モノが少ないと、この傾向が顕著に現れると思います。
「いらないモノを処分した」の次の段階は、本当に必要なモノを手にすることです。
1つ1つ、自分にぴったりの理想のモノを手に入れていくことで、今は判断がつかない不要なモノも、数ヶ月後、数年後の自分が見つけ出せるようになっていきます。
私はまだまだ道半ばです。
だから「もう捨てるものはないよなぁ」と思ってクローゼットを見渡してみても、「あれ、これは?」と今の自分に少しズレているモノがあぶり出されてきて、「おぉ、まだ捨てるモノがあったか」といった感じになっています。
整理した直後は、全てが今の自分にとって必要なモノなので、クローゼットの中の空気がとっても綺麗です。
モノを整理すると自分に必要なモノが見えてくるし、その必要なモノを妥協なく手にしていくと、さらに好循環が起こってくるので、捨てるも買うもどちらも大切にしていきたいものです。
自分がやりたい時にやるとなんでも楽しい
昨日のブログを書いていたら、なんだか急に服の整理がしたくなって、今日は衣替えをしました。
monokoto-simple.hatenablog.com
衣替えと言っても、実際に出すのははコート2着とダウンベスト、フリース、裏起毛のスカート、セーター、ストールだけなので、本当は衣替えをしなくても良いくらいです。
( 厚手の服といえばこのくらい。通年着られる服が大好きです。)
しかし我が家のクローゼットは、半分息子のおもちゃ収納なっているため、毎日結構な時間扉が開けっ放しになります。
それで誰に見られるという訳でもないのですが、なるべくすっきり見えるように衣替えを取り入れることにしています。
冬にだけ着る服は一枚でも結構なボリュームがあるので、枚数が少ないと言ってもそれをしまうだけでかなりすっきりとします。
冬服を出したら、今度は夏物を整理です。
今年出番のなかった服をチェックした結果、半袖の羽織りを処分することに。
去年までよく着ていた服でしたが、今年は新しくお気に入りの羽織を買い足したので出番がなくなっていました。
それからくたびれてきたパジャマも新調してスッキリ!
定期的に洋服の整理をしていても、捨てるものって出てくるものですね。
死蔵品のなくなったクローゼットは空気が違います。
明日は息子のサイズアウトした洋服の整理をしたいと思います。
洗濯物の乾きが早いというメリット
だんだんと洗濯物が乾きにくい季節になってきました。
洗濯物の乾きやすさは、自分が家事を効率よく行う上で結構重要だと考えているポイントなので、ちょっとそのことについてブログを書いてみようと思います。
基本的に我が家では、洗濯物は夜にします。
自分がお風呂に入る感覚で、その日の洗濯物はその日のうちに洗ってしまいます。
そして朝はシーツの洗濯や布巾の煮洗いをする時間に当てていて、日によっては朝の洗濯はしない時もあります。
これは単にこのパターンが自分に合っていて楽だからそうしています。
夜の洗濯は毎日するので、洗濯物の量は少ないです。
以前は2日分をまとめて洗うこともありましたが、少ない量を毎日こなす方が断然自分にとっては楽だったので、今はこのパターンに落ち着きました。
逆に朝は必ず洗濯機を回さないといけない、という感じではありません。
他に洗濯物がないので、「よーし、今日はカーテンを洗っちゃおうかな」というような気楽な感じで洗濯機を回します。
例えば昨日みたいに、ソファのカバーを息子に汚されても「よし今日はカバーを洗濯してスッキリするぞ!」と前向きに洗濯できたりします。
余裕を持つことは大事ですね。
昨日の記事はこちら。
monokoto-simple.hatenablog.com
ところで私は天然素材の洋服が大好きです。
着心地が良いのはもちろんですが、実は乾きが早いという点もかなりポイントが高いです。
中でもリネン( 麻 ) は特に乾きが早く、私が1番気に入っている素材です。
洋服はもちろん、バスタオル、シーツもリネン製品を一年中愛用しています。
バスタオルは乾きにくい洗濯物の代表格ですが、リネンのバスタオル なら夜部屋干ししても翌朝にはすっかり乾いて、雑菌の繁殖する間もないという優秀さです。
シーツも朝干せば、天気のいい日なら1,2時間ほどで、天気の悪い日でも部屋干しで夜までには完全に乾きます。
洗い替えが必要ないほど乾きが早いので、モノを増やしたくない方にもおすすめです。
(しかし私はリネンのシーツが好き過ぎて、先日厚手のリネンのフラットシーツ を買い足しました。アッパーシーツとして使用していますが、リネンのサラッとした感触が気持ち良いです。)
洋服はリネンやコットン、インナーはシルクを中心に揃えています。
シルクは夏は涼しく、冬は暖かいので一年中快適で、しかもリネンと同じくらい乾きが早いのでとってもおすすめです。
服を買う時もやっぱり乾きやすさを意識するようにしていて、なるべく厚手の乾きにくそうなものは増やさず、レイヤリングで暖かさを調節しています。
重ね着をするとその分1日の洗濯物の量は増えますが、1つ1つの洗濯物の乾きは比べものにならないくらい早くなります。
私の場合、洗濯物を畳もうと思った時にまだ濡れているというのがストレスになるので、この方法が自分には合っているなと感じています。
またこの方法をとれば「冬にしか着られない」といった季節限定の服が少なくなるので、衣替えも簡単に終わります。
服の量も減らせて、一石三鳥です。
ハンドタオルには手ぬぐい、掃除にはさらしを使っていますが、こちらも乾きやすくオススメです。
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プレゼントにも重宝します。
ひとつひとつやる
やることが溜まってしまうと、何となく自分も家もどよーんとしがちです。
どよーんとしたままにしておくと、さらにもう一段階どんよりしてきたりするので、早いうちに動き出した方が良さそうです。
めんどくさいな、と思うと本当にめんどくさい気がしてくるものです。
そんな時は、「自分がめんどくさがってるな」という事実を一旦受け止めます。
そしてそれから「めんどくさいからしない」のか「めんどくさいけどする」のか「心地いいからする」のかを自分で選ぶという作業をします。
私は自分の経験から「何事も自分がやりたいからやる」というのが、楽しく生きる秘訣だと思っているので、「めんどくさいけどする=したくないけどする」は選択しないようにしています。
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めんどくさいからしないのか、心地いいからするのか。
昔の私はめんどくさがってました。
monokoto-simple.hatenablog.com
今は「心地よくあること」が自分を大切にすること、人やモノを大切にすることだと気がついたので、随分フットワークが軽くなりました。
人は気がつけば変われるものなんだなと自分で嬉しく思っています。
さて今朝は・・・
目覚めと共に目の前に広がる大惨事、息子が先に起き出して色々やらかしてくれてました。
息子「壊れちゃったよー。」
「こぼれちゃったよー。」
「よごれちゃったよー。」
・・・れ、ちゃった? し、ちゃったでしょうが。まったくもう。
まだ眠いという気持ちもあったり、朝からやることがたくさんあるなと思ったりすると、なんだかどよーんとした空気が漂ってきます。
そんな時はまず窓を開けて、気持ち良い空気を部屋に入れることにしています。
窓を開けることは、「心地いいからする」ことの中でもハードルが低く簡単にできることで、それでいて効果を実感しやすい行動だからです。
自分の中で心地良いからやるという判断基準を簡単に思い出せる行動 ( 例えば窓を開ける、コーヒーを飲むためのお湯を沸かすなど ) を1つ持っていると、動き出しがスムーズになります。
私の場合は窓を開けることが動き出し ( 心地良いからやる ) のきっかけになります。
窓を開けて、気持ちの良い空気を吸い込むと、不思議とやる気が出てきます。
やることがたくさん溜まってしまっても、まずはひとつポジティブな考えで動くことだなと思うのです。
そうしてひとつひとつやっていくと、物事は楽しく進んで行きます。
息子をガミガミ怒ることもなく、楽しくお片づけができて、まぁ悪くない1日のスタートになりました。
今日は窓から入ってくる風が気持ち良いので、息子がお昼寝から起きたらサイクリングにでも出かけようと思います。