「自分でできる」は楽しい ー 息子のお片づけ編
「モノが少ないと、部屋の掃除や片付けが楽」というのはもはや定説ですよね。
こんなことを書くと、どれだけ部屋をきれいにしてるのかと思われるかもしれないですが、朝息子が起きてしばらくすると、もう部屋はおもちゃでいっぱいになります。
木製レール、積み木、ブロック、ボール、人形、絵本、etc・・・全部出しおったな!!という状態です。
それでも、おもちゃを組み合わせて結構な大作ができているのを発見するとつい嬉しくなります。
コッペパンをせっせと運ぶ新幹線。落ちそうで落ちないグッドバランス。
持ち物を整理して良かったことは、空いたスペースをまるごと息子用の収納スペースにできたことです。
本当に必要なモノだけを見極めると、部屋が綺麗になるだけでなく自分が大切にしたいコトまで整理されてはっきり見えてくるのは面白いです。
私の場合、大切にしたいモノ、それが”おもちゃを通して学ぶ”ということでした。
私はおもちゃは子供にとってなくてはならない大切なモノだと思っていて、だからこそ十分な量を持たせてあげたいし、それを息子自身で管理できるようにさせてあげたいという気持ちが強くあることに気がつきました。
そこで、自分が使っていたクローゼットの下半分を息子のスペースにし、息子のおもちゃは全てそこに収納できるようにしました。
もう自分の持ち物はすっかり整理してあったので、新たに収納家具を買い足す必要はありませんでした。
元々持っていた無印良品のスチールバスケット付きのシェルフを中心に、息子が自分で出し入れしやすいように収納スペースを作っていきました。
我が家では、”おもちゃでよく遊び、夜寝る前には部屋を綺麗な状態に戻そう”をモットーに、お片付けも息子と一緒にしています。
おもちゃは遊ぶだけでなく、片付けを通しても学びがあると思うからです。
片付けの時間は、「片付けなさい」と注意ばかりしないで「部屋が綺麗になると気持ちがいいね」と楽しく過ごすことを大切にしています。
と言うのも、私はこれまでどちらかというと義務感で部屋の片づけをしてきた人間だったので、"自分で片付けるくらいなら汚いままでいい"という考え方の夫と喧嘩になることが多々ありました。
それで、人は義務感で動くと、人にも義務感を押し付けてぶつかりあってしまうのかと反省したのでした。
できれば息子には真っさらなうちに片付けることの楽しさを感じてもらいたい、そして息子なりに成長していってもらいたいと願っています。
幸いなことに、息子は「おっかたづけ~♪おっかたづけ~♪」(ド・ドドレミ~の音階です)と歌いながら楽しそうに片づけをしています。とても可愛いです。すいません、親ばかですね。
片づけが終わると「できたーっ!!」と嬉しそう、その姿に私も嬉しくなります。
そうして綺麗な部屋で息子をぎゅっとしながら、「今日もいい日だったなぁ」と幸せな気分で眠りに就きます。
毎日幸せで、色んな考え方に気付かせてくれる夫にも感謝しなくちゃいけないです。