そのスピードでしか感じられない情景
2歳の息子は車に乗るより自転車に乗るのが大好きで、いつも「じてんしゃ、のりたいよー。おそと、いこー!」とサイクリングに誘ってきます。
私も車を運転するより自転車に乗るのが好きなので、息子の誘いにのって30分圏内の場所には自転車で行くようにしています。
駐車場にも困らないし、お金もかからないし、運動にもなるし、息子はご機嫌さんだし、良いことづくめのように思います。
自転車に乗っていると、自己満足なのですが、「自転車っていいなぁ」と感じる瞬間が結構あります。
力を絞って坂道を登っている時も、美しい景色と気持ちの良い風に心を奪われる時も、その瞬間を自分の力で駆けていく感じがなんとも言えず良いんだよなぁと感じるのです。
歩いていても気がつかないし、車に乗っていても気がつかない、自転車に乗らなければ感じられない情景や香りがそこにあるような気がして、人の感覚っておもしろいなと思います。
ブログを書きながら、ふと思いました。
「息子は息子のスピードで、この世界をどんな風にみているのかな?」と。
もしかしたら自転車と車と同じくらい、息子と私には見える景色が違っているんじゃないでしょうか。
いや、君には見えているんだ、お母さんには見えない景色が!
自転車みたいに心地よく、自分自身も乗りこなして生活を楽しんでいきたいです。
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