「やりたければやる、やりたくないならやらない。」は簡単か?
最近、少し考えさせられることがありました。
知り合いが、「銀杏が綺麗な時期だから見に出かけたい。お母さんも行きたがるだろうから、誘ったほうがいいかなぁ。」と言うんです。
私は誘いたければ誘えば良いし、何か一緒に行きたくない理由があるなら誘わなければ良いと思うので、そう彼女に伝えると、
返ってきた返事は「連れて行ってあげたい気持ちと嫌だなって思う気持がちょうど半々なんだよね。」でした。
それを聞いて私はなんと返答したらいいのか分からず、「そっか」としか言えませんでした。
それから知り合いは、ここからが本題とばかりに「なぜ嫌なのか」をばぁっと話し始めました。
私は愚痴を聞き流しながら、「ちょうど半分・・・うーん、そうか・・・。」とちょっと考え事をし始めました。
「ちょうど半々になる気持ちって自分は味わったことがあっただろうか?」
例えば海外に行った時。
1人で飛び出して行くのは怖いけど、それでも行きたかった。
行きたい気持ちの方が強かったから、これは悩んだけど「半々」という感じではなかったですね。
仕事は、人間関係がごちゃついた時は面倒だなと思った時もあったけど、働きたくないとは思わなかったし
???・・・なんか他にはあんまり例が思い浮かびません。
よく考えてみると、私は基本的にやりたくないことはしないので、ちょうど半々で悩むということがないかもしれません。
monokoto-simple.hatenablog.com
嫌々やっても、どこかでバランスを崩すような気がします。
だから、やるなら自分がやりたくてやるのが1番良いと思っています。
自分が心地よい状態でいられることが、結局周りの人の為にもなります。
monokoto-simple.hatenablog.com
今ブログを書いていて気がついたのですが、
もしかすると知り合いは、「連れて行きたい」じゃなくて「誘わなければいけない」と言う義務感と「嫌だな」と思う気持が半々なのかもしれないですね。
もしそうであれば、本当の自分の気持は「誘いたくない」なので、誘わずに遊びに行った方が長い目で見て"歪み"が生まれなくて良いような気がします。
私も昔は無意識に義務感で動くことが多かったので、訳も分からずイライラしたり、人にも期待したりしてストレスを溜めることがありました・・・。
やりたければやる、やりたくなければやらない、というのはとてもシンプルな考え方ですが、義務感や固定観念がそれを難しいものにしてしまうかもしれません。
本当の自分の気持ちを大切にして、それにちゃんと目を向けてあげられるようになれば、悩みが減っていくような気がします。