楽しいどんぐり拾い、艶々どんぐりの作り方
ここ最近、息子と一緒に大きな公園まで出かけて「どんぐり拾い」に精を出していました。
どんぐり拾いって、どうしてあんなに魅力的なんでしょう。
息子がどんぐりに興味を持ったのは「となりのトトロ」にハマってから。
どんぐりは子供にとって宝物みたいですね。
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近くの公園でもどんぐりが拾えることを発見して以来、どんぐりとトトロ探しに勤しむ毎日。
息子の喜ぶ顔が見たくて一緒にどんぐり拾いをしているうちに、自分もどんぐり集めにハマってしまいました。
これがなかなか楽しいんです。
近くの公園では1種類のどんぐりしか拾えなかったので、お弁当を持って自転車で10キロ先の自然公園まで行ってみたり、車でもあちこち行ってみたりと、この秋は自分でもなかなかアクティブに過ごしたなぁと思います。
あちこち行ってみた甲斐あって、色々な形のどんぐりが集まりました。
椿の実もたくさん拾えました。
椿の実は硬くてしっかりしていて、虫も湧かないし、子供のおもちゃにぴったりだなぁと思います。
さて、このどんぐりですが、拾ってきたままにしておくと芋虫が湧くんですよね。
自分も子供の頃、どんぐりから大量の白い芋虫が出てくるのを見て、恐怖を覚えた経験があります。
「あの大惨事だけは避けなければ・・・!!」と、大人になった私はどんぐりを安心して遊べるおもちゃに加工してみることにしました。
まずはどんぐりを選別します。
穴の開いたどんぐりや、割れているどんぐりは虫食いの可能性大なので、もったいない気もしますが全て処分します。
それから綺麗に洗って、お湯で10分ほど煮て熱処理を加えましょう。
いらない鍋でグツグツ煮込みます。
ちなみに水に浮くどんぐりは、虫食いの可能性大なので、これも処分がオススメです。
茹で上がったどんぐりは、少しだけ色味が強くなりました。
これを2日ほど乾燥させます。
しっかり乾燥させないと、カビが生える恐れがあるので注意しましょう。
乾燥させて、「完成!」でも良いのですが、
今回はどんぐりの表面をコーティングして色持ちを良くさせるために、ニスを塗ることにします。
※どんぐりの自然な色味や質感を楽しむならここで完成です。
ツヤツヤのどんぐりに必要な「ニス」は100均でも購入できます。
どんぐりはたくさんあって細かいので、刷毛を使って1つ1つニスを塗るのは大変です。
そこでおすすめの方法は、ビニール袋を使ってまとめてニスをまぶしてしまうやり方です。
艶々のどんぐりの作り方は至って簡単、ビニール袋にどんぐりとニスを入れてシェイクするだけです。
注意するのは、ニスを入れすぎないようにすることです。
ニスは薄く塗って、何度か重ね塗りしてニスに厚みを持たせていく方が、仕上がりが綺麗です。
ニス塗り1度目。
アルミホイルの上で乾かしましたが、少しニスがくっついてしまいました。
ニス塗り2度目。
アルミホイルはやめて、今度はクッキングシートの上で乾かしてみました。
結果、クッキングシートの方がくっつかなくてオススメです。
好みのニスの厚さになったら、ツヤツヤどんぐりの完成です!!
ツヤツヤに変身したどんぐりに目をキラキラさせて喜ぶ息子。
綺麗などんぐり、そんなに嬉しいかい?良かったねぇ。
画用紙で作った葉っぱでツヤツヤのどんぐりを包んで・・・
「トトロのどんぐり」の出来上がり!
従兄弟にもお裾分けしよう。
嬉々としてどんぐり屋さんになる息子。
「どんぐり2つくださーい!」
積み木とどんぐりを組み合わせてケーキを作ったり、食べたこともないのにどんぐりをチョコレートに見立てておままごとしたり、楽しそうに遊んでいます。
どんぐりさえあればずっと遊んでいられるほど、息子のお気に入りのおもちゃになりました。
どんぐりを綺麗に保存・保管しておきたいという方には、ニスでコーティング、おすすめです。