好きなモノコトノートを作りました
2歳の息子を見ていると、とてもシンプルに自由に生きているなと感じます。
きっとそれは息子にはまだ固定観念や価値観が定まっていなくて、判断基準は シンプルに「自分がそれを好きかどうか」だけで、自分の心の思うままに生きているからだろうと思います。
好奇心旺盛な息子を見ていると、こちらもわくわくして毎日楽しいです。
人は成長とともに善悪の判断やルールなどを覚えていき、自分が好きかどうかだけで物事を判断することは少なくなっていきます。
それは人と助け合いながら生きる上でとても大切なことですが、その一方で行動に制限ができることもあります。
バランスが大事ですよね。
私は結婚、妊娠、出産、退職、夫婦間のもめごとに頭を悩ませていた時、”自分は何をしたいのか”ということが全く分からなくなりました。
自分のことなのに、おかしいですよね。
バランスがとれていなかったんです。
その頃のことを記事にしています。
monokoto-simple.hatenablog.com
あまりにもルールや固定観念に縛られ過ぎて、まるで他人の人生を歩んでいるようでした。
物事を一つ一つ整理して、やっと「よし、動けるぞ!」と思った時、行動の指標となるはずの”自分が好きなこと、得意なこと”が自分の中から消えていることに気が付きました。
「あれ、私って何がしたかったんだっけ?自分が好きだったことってなんだったけ?」という思いが、空っぽの自分の中に響いているような感覚でした。
そんな時、とても助けられたツールがインターネットでした。
これって、自分がなにに興味を持っているかをあぶりだすには最高の道具です。
ネットサーフィンをして目に留まったことが、自分が興味のあることです。
さらに自分が知りたいと思ったことは検索で分かりますし、もっと深く知りたいと思ったら、それに関連する書籍を調べて借りたり購入したりすることもできます。
こういう風に、ごちゃごちゃした思いをいったん降ろして、自分が好きなことをインプットしてみたら、すごく楽に生きられるようになりました。
そして”自分が好きかどうか”という指標があれば、人生は楽しいと思えることを体験的に知ることができました。
だから私は、息子には”自分が好きかどうか”の基準も大切だということを覚えていてもらいたいという思いを持っています。
それでその手助けになればと、息子の好きなモノコトノートを作ることにしました。
息子が好きな黄色のノートを買いました。
中身は育児ノートみたいになっていますが、息子の好きな遊びや好きな食べ物、好きな本、こうするとよく笑う、とかを書いています。
息子の手助けになるような有益な情報は今のところないかもしれませんが、何がその人の役に立つかはわかりませんから、せっせと書き溜めています。
楽しい日々の記憶も生きる力になるものです。
私の母が残してくれていたおままごとアイテムも、同じような思いがあったのでしょうか。
monokoto-simple.hatenablog.com
さて、今日も息子の好きなモノ・コトを探しに遊びに出かけてきます!