少ないもので暮らすことを考えるとワクワクする
出産を機に自分の持ち物の多さに気がついてから、必要のないモノをたくさん捨ててきました。
捨ててしまえば、自分があれほど抱えていたモノをもう思い出すこともありません。
「あの大量のモノは一体何だったのかな?」とすら思います。
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その代りに、今は自分が持っているモノを頭に浮かべることができるようになりました。
本当に必要なモノを選んで、大切にしているからです。
私はこの状態がとても心地いいなと思っています。
それでも今持っているモノに強い執着はありません。
モノを大切にすることと所有欲を満たすことは別物だと気がついたからです。
例えばもし、将来もっと狭い場所に住むことになったとしたら、今持っているお気に入りのベッドもさっと手放して、和布団もしくは寝袋なんかを手に入れると思います。
私の大切にしたいモノコトの判断基準が、所有することにあるのではなく、心地よく過ごすことにあるからです。
環境が変わっても、心地よくあるという判断基準がぶれなければ、その環境に合わせた幸せを選べると思っています。
昔、子供の頃に、家族みんなで大きな車にお布団やら何やら必要なモノを積み込んで遠くまで旅行に行ったことがありました。
狭い場所でもとにかく楽しくて、家族で工夫して過ごす時間が特別な思い出になりました。
ちょうどその頃からキャンピングカーや小さな家に夢を抱くようになり、よく自分好みのキャンピングカーや小さな家の想像をしては設計図を描くという遊びを楽しんでいました。
それから随分時間が経って、大人になった私はタイニーハウスに住む人やミニマリストの存在を知りました。
「子供の頃によく想像したような生活を実際にしている人達がいる!!」と思うと、子供の頃のワクワクが鮮やかに戻ってきます。
今の環境でタイニーハウスに住むことは難しいけれど、もしも将来1人になったらタイニーハウスに住んでみたいなぁと生活を想像して楽しんでいます。
ネットにあるタイニーハウス、スモールハウスの画像を見るのが密かな楽しみです。
工夫がたくさん詰まった家をみるのは本当に面白いですよ。
さて、今日は午後から実家の片付けをしてきます。
実家の環境も随分変わりました。
今の環境に合った心地よい家になるように、少しばかりお手伝いできればいいなと思っています。