買うことは決して悪ではない、本当の断捨離。
昨日今日とクローゼットの中を整理しました。
もう捨てるものはないと思っていても、結構いらないものは出てきます。
その時の自分にとって必要だと思ったモノが、今の自分にとってはもう必要ないモノになっていることが割とあるからです。
( 処分と言っても布地はまだ利用できるので、しばし捨てずに待機中。)
いらないものをたくさん手放してから、もう2年以上が経ちました。
断捨離をしてからは、なにか欲しいものがあれば「それは本当に必要か」をよく考えるようになりました。
でもそこで「必要だ」と思えば、全力で買うことを楽しみます。
良いモノを見つけて買うことは大好きだからです。
買うと決めたら、自分にぴったり合うものを今まで以上に妥協せずに探すようになりました。
自分の求めるモノを必要な分だけ持つように心がけていくと、"既に持っているモノも、新しく手に入れたモノに見合うものだけが残る"ということに気がついたからです。
例えば洋服。
「これでいいや」と適当にワンピースを選んでしまったとしたら。
洋服を整理する時、「これでいいや」程度のワンピースに合うジャケットを残すことになります。
逆に自分の理想のワンピースを手に入れたとして。
理想のワンピースに見合ったジャケットが残っていきます。
モノが少ないと、この傾向が顕著に現れると思います。
「いらないモノを処分した」の次の段階は、本当に必要なモノを手にすることです。
1つ1つ、自分にぴったりの理想のモノを手に入れていくことで、今は判断がつかない不要なモノも、数ヶ月後、数年後の自分が見つけ出せるようになっていきます。
私はまだまだ道半ばです。
だから「もう捨てるものはないよなぁ」と思ってクローゼットを見渡してみても、「あれ、これは?」と今の自分に少しズレているモノがあぶり出されてきて、「おぉ、まだ捨てるモノがあったか」といった感じになっています。
整理した直後は、全てが今の自分にとって必要なモノなので、クローゼットの中の空気がとっても綺麗です。
モノを整理すると自分に必要なモノが見えてくるし、その必要なモノを妥協なく手にしていくと、さらに好循環が起こってくるので、捨てるも買うもどちらも大切にしていきたいものです。